今回は、私が1人目を自宅で産んだときに
お世話になった助産師さんから依頼を受けて書いた手記をご紹介します
あまりに長いので
書き直そうかとも思ったのですが
今の私にこのみずみずしい感性はないですし(笑)
痛い、ツライ!という情報が溢れている中(^_^;)
「こんな出産もあるよ♡」という
前向きな情報をお届けできるかとおもい
原本ほぼそのまま
①妊娠編
②分娩編
③産後編
の3記事に分けてお届けしたいと思います
(それでも1記事長いです💦)
ネットの世界(ここもネットですが)では
なかなか出会えない内容だと思いますので
お時間のある方は、読んでいただけたら嬉しいです。
自宅出産を選んだ理由
学生時代に自宅出産のビデオを見て、その温かい雰囲気と幸せそうな家族の様子に惹かれ、自分もいつか自宅出産をしたいと思っていました。
その後、助産師として病院で多くのお産に携わってきました。
どこで産んでもお産は素晴らしいものに違いありませんが、病院はお産が多いのであわただしくなることもありますし、どうしても多くの医療従事者が関わることになります。
たくさんのお産に関わらせて頂くなかで、自分はどんなお産がしたいだろうと改めて考えたとき、
「家族だけのゆったりした空間でわが子を迎えたい」と思うようになりました。
また、できるだけ医療の力に頼らず、自分の身体が持つ力を最大限に生かしてお産をしてみたいという気持ちもありました。ですので、妊娠がわかったときは迷わずMさん(助産師)に連絡しました。
妊娠中のエピソード
病院や診療所で妊娠初期の検査などを終え、問題ないことを確認してからは、自宅での健診がメインになります。
測定などの基本的なことは病院と同じように行いますが、驚いたのは「かなり」充実した保健指導です。
食事、お産に向けた身体作りのための体操、何を準備したらよいか、オススメの出産・育児グッズなど…一つ一つ丁寧に教えてくださるので、気がつくと毎回あっという間に2~3時間経っています。
Mさんの知識や経験、関わってこられたお母さん方の生の声がつまった貴重な情報は、勉強になることばかりで毎回楽しみにしていました。
とにかく今できることは何でもやってみよう!とあらゆることを試しました。自分の身体ですから、実験し放題!こんな貴重な機会はありません(笑)
妊娠後期になると、信頼関係が築けてくるため雑談が多くなり(笑)、それも毎回楽しみでした。
家族のこと、自分が大切にしていること、身の上話、今後の人生について…などなど、普段人に話さないこともたくさん話すようになりました。
お産に関しては、人によって価値観が違いますし、いろんな思いがあるので、お産についてくれる助産師さんが自分のことを理解してくれているとすごく安心感があります。
時間をかけて信頼関係を築いていけるのも、自宅出産の魅力の一つです。
お産が近づくと、お産(陣痛)に対する不安や恐怖の感情が出てくると一般的に言われていますが、私の場合は楽しみで仕方がありませんでした(これは個人差があります)。
もちろんわが子に会えるのが楽しみということもありますが、今まで関わってきたお産を自分が体験できる楽しみ、自分がどう変貌するか楽しみ(笑)、妊娠中取り組んできたことがどう結果として出てくるのか楽しみ…、いろんな楽しみがあったからです。

妊娠中に作ったスタイ(基本的に裁縫はニガテなので、これっきり・・・)
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