44歳という年齢で
奇跡的に授かった3人目。
超高齢出産まっしぐら。
産婦人科に行くと、先生や看護師さんに
あまりにも驚かれたで、聞いてみた。
私「この年齢で妊娠は
そんなに驚くことですか?」
先生「40歳過ぎての自然妊娠は
なかなかないよ」
3人目が欲しいなとは思っていたけれど
年齢も年齢だから諦めていた。
改めてスゴいことなんだと実感した。
子供達には5ヶ月を過ぎた頃
「お母さんのお腹には、
赤ちゃんがいるんだよ。
弟か妹が産まれるよ」
と伝え、とても喜んでくれた。
少しずつ大きくなっていくお腹に、
話しかけたり、手で撫でたり、
耳をくっつけたり(笑)
すごく心待ちにしてくれていた。
予定日より1週間遅れた朝に破水。
産まれるまでには
まだまだ時間があるので、私だけ病院へ。
徐々に強くなってくる陣痛に
耐えながら待つこと夜中の2時。
助産師さんが
「そろそろ、夫さんに
来てもらっても良いかも」
と言われ、陣痛の波の合間に連絡。
夫が到着!と思ったら、
なぜか実母と上の子2人もいた。
実母的には、子供と一緒に
分娩室の外で待つつもりだったらしいが
なんと、そのままみんなで
お産をするカタチに!
しかし、3時間経っても…
4時間経っても産まれない…
ふと子供達を見ると、
不安そうに手で耳を押さえてた。
陣痛の痛みの中
(ああ、これがトラウマに
なったらどうしよう。
赤ちゃんの誕生を喜んで
くれるだろうか?)
と考えてた。
一旦、子供達は帰ることにした。
病院を出ようとしたその時!
「もう、産まれるから!」
と看護師さんが、呼び戻してくれた。
夫と子供、実母が見守る中、
3,000g超えの娘が産まれた。
子供達は産まれたばかりの娘を見て無言…
そりゃそうだよね!
想像してた赤ちゃんと違っただろう。
それでも赤ちゃんを見ながら
「お腹に何かくっついてる」
「泣いてる。大きい声」
「しわくちゃ」
などなど、マジマジと観察していた。
その日の夕方にまた子供達が来た。
さっそく交代で赤ちゃんを抱っこ。
なかなか赤ちゃんを離さない。
その姿を見て
(良かった!2人とも
受け入れてくれてる)
と感じた。
赤ちゃん、産まれてきてくれてありがとう。
家族と一緒にお産をさせてくれてありがとう♡
お父さんもお母さんもお兄ちゃんも、
ずっと産まれてくるのを待ってたんだよ。