30代後半M.O
私は当時23歳で独身でした。
生理痛が酷かった妹に付き添ってついでに初めて婦人科を受診しました。とっても軽い気持ちで。
まさかの、妹は何もなく、
私が【子宮内膜症、チョコレート嚢胞】と診断されました。
50代ぐらいの男性医師に、
赤ちゃんはできにくいかもね
もしできたら若いうちに2-3人産んで、子宮全摘したほうがいいよ、手術しても再発することもあるので
と言われ、目の前が真っ暗に。
その頃結婚を決めた彼(今の旦那さん)がいて、泣きながら電話しました。
赤ちゃんができないかもしれない、そんな私と結婚していいのか…と。
とにかく辛く、最悪のことしか考えられず、検索魔になりました。
親になだめられ、セカンドオピニオンで違う先生に診てもらいました。
内膜症でも赤ちゃんを産んでいる人はたくさんいる
経過観察できるレベルなので心配しすぎなくて良い
不妊症と診断されたわけではない
そんなお話と、時間が少しずつ私の心を軽くしてくれて、旦那さんも【心配しなくて大丈夫】と予定通り結婚。
なんと、1人目は自然に、すぐに授かりました。拍子抜けでした。あんなに心配したのに、覚悟をしていたのに!!!
無事に生まれてきてくれたとき、【もう私は1人じゃないんだ】と心の底から実感したのをハッキリ覚えています。
子どもが2歳になる頃、周囲のママ友さんたちに2人目妊娠の波がきました。
焦る私。
2人目はなかなか妊娠できませんでした。
数ヶ月経って婦人科を受診、内膜症は悪化はしておらず経過観察。
毎朝体温チェック、市販の排卵チェッカーを使用しながらトライする日々。
旦那さんもかなり負担だったようで険悪になった記憶があります。
私も生理が来てしまうたびにとてもとても辛かったです。
3ヶ月後、卵管が詰まっている可能性を考えて、今月ダメなら次回【通水検査】をします と医師。
卵管に水を通して詰まりをチェック、また精子が通りやすくなる目的で行うものです。
また検索魔になりました。
痛い、生理痛程度、ツーンとした痛み、激痛、、、
感じ方はそれぞれのようで、それはそれはこわかったです…
落ち込みながら過ごしていたのですが、検査を迎える前に自然に妊娠することができました。
通水検査にビビっていた私の元に赤ちゃんがやってきてくれたのです…
そして無事に第二子を出産。
その3年後、自然妊娠で第三子を出産することができました。
子宮内膜症ともチョコレート嚢胞とも、現在も付き合っています。
女性特有の病気という悩みのある私も、ママになることができました。
あの頃1人で悩んでいた私に言いたいのは、
そんなに泣かなくても大丈夫だよ
1人じゃないよ
最後までありがとうございました